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クレジットカードの国際ブランドを徹底比較【初心者向け基礎知識】

      2016/11/25

クレジットカードの国際ブランド
VISAやMasterCard、JCBなど、クレジットカードの右下もしくは右上にあるロゴマークは、そのカードの「国際ブランド」を表しており、その国際ブランドと契約している加盟店であれば世界中のどこでも、そのクレジットカードを使って所有者がカード決済できるようになっています。

ですので、例えばお持ちのカードにVISAのロゴマークが付いていれば、VISAに加盟している全世界の加盟店でそのクレジットカードを利用することができるのです。

「国際ブランド」とは?

クレジットカードの「国際ブランド」とは、カード所有者が世界中でカード決済できるようにシステムを提供している会社のことをいい、世界的には「Global General Purpose Cards」もしくは「The Network Branded Payment Card」と呼ばれています。

この国際ブランドは、カード所有者がカードを使って支払いをしようとした時に、そのカードが使えるかどうかや、いくらまで買い物ができるかということを瞬時に確認し、カード決済の使用の可否を判断し、クレジットカード会社に知らせる役割を担っています。

「国際ブランド」の種類

国際ブランドには、「5大国際ブランド」と呼ばれている、VISA(ビザ)・MasterCard(マスターカード)・JCB(ジェーシービー)・American Express(アメリカンエキスプレス)・Diners Club(ダイナースクラブ)があります。

また、中国銀聯(ちゅうごくぎんれん)と、Discover(ディスカバー)の2社を加えて、「7大国際ブランド」と呼ばれることもあります。

会員や加盟店の数で言うと、5大国際ブランドの中ではVISAとMasterCardが他を凌いでおり、国内でも海外でも幅広く利用することができるため、初めてクレジットカードに申し込む方には、この2つがおすすめの国際ブランドと言えます。

ブランド名 本社所在地 会員数
7大国際ブランド 5大国際ブランド VISA(ビザ) アメリカ 249,000万人
MasterCard(マスターカード) アメリカ 156,300万人
JCB(ジェーシービー) 日本 9,563万人
American Express(アメリカンエキスプレス) アメリカ 11,780万人
Diners Club(ダイナースクラブ) アメリカ 不明
Discover(ディスカバー) アメリカ 5,000万人
中国銀聯【英文:China UnionPay】(ちゅうごくぎんれん) 中国 550,000万人

※VISA、MasterCard、中国銀聯は、2015年12月期。
※JCBは、2016年3月期。

VISAやマスターカード、中国銀聯は、自社でクレジットカードを一切発行しておらず、カードの発行や管理業務に関しては全て、契約している金融機関に任せています。その金融機関は日本の場合だと主にクレジットカード会社となり、海外では銀行となっています。

国際ブランドそれぞれの大きな違いは、契約している加盟店の違いとなっており、国際ブランドによってカード決済ができるお店と、できない店鋪があります。ただし、加盟店によっては複数の国際ブランドと契約している場合もありますので、色んなカードに対応しているお店も存在するのです。

カードが使えるか使えないか以外のサービス内容、例えばポイントサービスや保険、割引、特典、補償などに関しては、国際ブランドではなく、各クレジットカードの発行会社が提供しています。ですので、同じ国際ブランドでもそれぞれのカードを発行しているクレジットカード会社や、それぞれのカードごとにサービスの内容の違いが生じてくるのです。

VISA(ビザ)

VISAのクレジットカード
VISAは現在、世界中に約25億人の会員数を誇り、加盟店の店舗数は3,600万以上とも言われ、世界最大の決済ネットワークとなっています。

元々は1958年(昭和33年)にバンク・オブ・アメリカ(Bank of America Corporation)というアメリカの銀行がクレジットカード『バンカメリカード(BANK AMERICARD)』を創業し、1976年(昭和51年)に「VISA」へ名称を変更しました。

VISA自身がカードの発行や加盟店管理、与信や融資を行うことはなく、提携している企業が独自のサービスを付帯しクレジットカードを発行しています。日本で「VISA」を聞くと、「三井住友VISAカード」を思い浮かべる方が多いと思いますが、三井住友カードも、VISAと提携し発行の許可を直に得ているクレジットカード会社の一つにすぎないのです。

VISAは、クレジットカード以外にもデビットカードやプリペイドカードのサービス提供を行っており、日本でクレジットカードが使えるところでは、ほとんどでVISAを利用することができるでしょう。最近では日本での普及率も75%まで伸びてきており、海外だけでなく日本でも一番の国際ブランドとなっています。

会社名(英語) ビザ(Visa Inc.)
略称 VISA
本社所在地 米国カリフォルニア州サンフランシスコ
設立 1958年(BankAmericard:バンカメリカード)
会員数 24億9,000万人(2015年12月現在)
加盟店 3,600万店(2013年6月現在)

MasterCard(マスターカード)

マスターカードのクレジットカード
MasterCardは、世界で最も認知されているクレジットカードのブランドの1つで、「Priceless(プライスレス)」というキャッチフレーズで世界展開を図り、加盟店数は全世界で約3,590万店(2013年6月現在)、会員数は15億6千万人(2015年12月現在)となっています。

設立は1966年(昭和41年)、チェース・マンハッタン銀行を中心に、地方銀行協会に属する Interbank Card Association が組織され、Master Charge Card(マスターチャージカード)を発行、後にMasterCard(マスターカード)へと名称を変更しました。

マスターカードはクレジットカードの発行、金利や年会費の設定を自社では行っておらず、これらはライセンス契約をしているカード会社が行っています。

古いWEBサイトを見ると、「MasterCardはヨーロッバで強いブランドで、それ以外では利用しづらい」というような事が書かれていることもありますが、実際には今ではそのようなことは無く、VISAが利用できるところではほとんどMasterCardも利用できるようです。

VISAで有名な三井住友カードが、実はマスターカードも取り扱っているので、日本国内ではVISAに対応しているお店ではほとんどでマスターカードも使用できるようになっています。世界で見ても加盟店の数はVISAよりも若干少ない程度です。

また、クレジットカードだけではなく、プリペイドカードにもブランド提供していますので、世界中で利用できるようになっています。

MasterCard搭載のプリペイドカード

  • au WALLETカード
  • WebMoney Card
  • キャッシュパスポート
  • マネパカード

他にも、消費者金融のアコムに発行を認めていますので、最短で申込み当日の発行や土日祝日のカード発行が可能となっています。

会社名(英語) マスターカード(MasterCard Worldwide)
略称 マスターカード
本社所在地 米国ニューヨーク州
設立 1966年(Master Charge Card)
会員数 15億6,300万人(2015年12月現在)
加盟店 3,590万店(2013年6月現在)

JCB(ジェーシービー)

JCBのクレジットカード
1961年創業のJCB(Japan Credit Bureau)は、世界で利用できる日本初の国際ブランドで、T&E(トラベル&エンターテインメント)カードとして発展しました。

アメリカ以外で決済カードの国際ブランドを持つ国は、わが国日本(JCB)と中国(銀聯)のみとなります。海外にある加盟店の数を見ると、どうしてもVISAやMasterCardに負けてしまいますが、日本でカード決済できる加盟店の数は約1,000万店(2016年3月末現在)と、国内では最も利用しやすい国際ブランドとなっています。

また、海外においても、韓国、台湾、シンガポールなどアジア諸国ではVISA、MasterCardとほぼ同様に利用できますし、日本人がよく行くハワイやグアムなどでも加盟店が多く利用しやすい状況です。

世界60カ所には「JCBプラザ」が設置されており、ホテル、レストラン、オプショナルツアー、各種チケットなどの予約や観光に関する案内をJCBプラザ・スタッフが日本語でしてくれます。JCB本体が発行したカードだけではなく、フランチャイズ契約やライセンス供与された会社が発行したJCBカードでもこの「JCBプラザ」を利用できるのが嬉しいポイントです。

旅行情報が満載なJCB公式サイトの「たびらば(http://tabilover.jcb.jp)」を利用すれば、VISAやMasterCardでは受けることの出来ない優待サービスを海外で受けることもできます。

会社名(英語) 株式会社ジェーシービー(JCB Co., Ltd.)
略称 JCB
本社所在地 日本東京都港区南青山
設立 1961年
会員数 9,563万人(2016年3月末現在)
加盟店 3,108万店(2016年3月末現在)

American Express(アメリカンエキスプレス)

アメックスのクレジットカード
元々アメリカで運送業を営んでいた会社が、トラベラーズチェックや旅行代理業を始めとする旅行事業を手がけながら、クレジットカード事業に参入したのが1958年(昭和33年)のことでした。

T&E(トラベル&エンターテインメント)カードとして、顧客が満足できるようサービス重視で展開し、旅行を安全かつ快適に行うための機能を充実させ、アメックスならではのサポートやサービスが特に富裕層に人気となっています。

特に、カードの盗難紛失時の緊急再発行や、海外で購入した商品のショッピングプロテクション(補償)、手荷物無料宅配サービスなどの旅行関連サービスが特徴で、頻繁に海外へ行く方におすすめなカードとなっています。

クレジットカードの中では、ダイナースクラブと1、2位を争う高いブランドイメージがあり、審査が厳しく誰でも簡単に持てないと思われがちですが、最近では年々審査基準も緩和されてきているようです。

アメックスのグリーンカードやゴールドカードであれば、一般的な銀行系のクレジットカードと同程度の審査基準で取得することができるでしょう。プラチナカードになるとインビテーションが必要になりますが、アメックスのカードをメインカードとして1〜2年使い、年会費だけでも10万円以上払えるほどの属性であれば比較的簡単に招待状を入手できるでしょう。

世界最高峰のブラックカードであるアメックス・センチュリオンに関しては別格で、世界でも会員数は公開されておらず入会条件も非公開なのですが、年会費だけでも年35万円+消費税かかりますので、年収1,000万円以上は当然必要となってくるでしょう。

アメックスはJCBと加盟店の開放契約を行っており、お互いの加盟店でカード決済ができるようになっていますが、全てのJCB加盟店でアメックスカードと利用できるわけではありませんので注意が必要です。

会社名(英語) アメリカン・エキスプレス(American Express Company)
略称 AMEX(アメックス)
本社所在地 米国ニューヨーク州
設立 1958年(クレジットカード事業参入)
会員数 1億1,780万人(2015年12月現在)
加盟店 非公表

Diners Club(ダイナースクラブ)

ダイナースクラブのクレジットカード
日本で最初のクレジットカードとして知られる「ダイナースクラブ」は、創業当初より1990年代のバブル景気頃まで、会員資格を年齢33歳以上、原則持ち家、中堅企業のオーナーもしくは役員、大手企業の管理職以上、他には医師・弁護士・大学教授などとしていたため、入会のハードルが若干低くなった今でも、他のカードのゴールドクラス以上の高いステイタスの国際ブランドと認識されています。

「Dinners(食事をする人)」のためのクラブという意味で名付けらたこともあり、「食」へのこだわりが大変強いカードとなっており、他のブランドでは真似できない良質なサービスが揃っています。

ダイナースクラブのグルメプラン一例

エグゼクティブ ダイニング 「レストランおすすめの特別コースを1名歳無料で!」
おもてなしプラン 「選りすぐりのレストランで一流シェフが会員限定のおもてなし!」
料亭プラン 「通常は予約が難しい高級料亭をダイナースクラブが会員に代わって予約!」
サインレス・スタイル 「当日はダイナースクラブカードの提示もサインも不要!」
ナイト イン 銀座 「銀座のバーやクラブを気軽に楽しめる優待サービスをご用意!」
フレンチ界の天才アランデュカス氏 「イベントや優待サービスをご用意!」

ダイナースクラブの特別なサービスは食だけに限らず、世界中の空港ラウンジの利用や送迎サービス、最高1億円の旅行保険、旅行前・旅行中の様ざまなご要望に電話一本で対応、コンサートやカルチャーサロンなどスペシャルイベントへのご招待、名門ゴルフ場のご予約代行などなど他では味わえないサービスが満載となっています。

現在では、三井住友信託銀行傘下の三井住友トラストクラブという会社がクレジットカードを発行していますが、それ以外にも一流企業が発行する提携カードが存在します。

ダイナースクラブ提携カード一覧

提携カード名 年会費(税別)
ANAダイナースカード 27,000円
JALダイナースカード 28,000円
デルタ スカイマイルダイナースクラブカード 28,000円
MileagePlusダイナースクラブカード 28,000円
BMW ダイナースカード 25,000円
ニューオータニクラブダイナースカード 22,000円
三井住友信託ダイナースクラブカード 22,000円
銀座ダイナースクラブカード 25,000円

ダイナースクラブカードはJCBと加盟店開放契約を結んでいますので、JCBでの加盟店でもダイナースカードを利用することができます。ただし、システムの関係上、一部の店鋪では使用できないこともありますので、事前に確認が必要です。

会社名(英語) ダイナースクラブインターナショナル(Diners Club International)
略称 ダイナース
本社所在地 米国ニューヨーク州
設立 1950年
会員数 非公表
加盟店 非公表

Discover(ディスカバー)

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1985年にアメリカの百貨店「シアーズ(Sears)」によって設立された後、米国ニューヨークに本拠を置く世界的な金融機関グループであるモルガン・スタンレーへ売却されました。現在は、ディスカバーファイナンシャルサービスが展開する国際ブランドとなっています。

会員はアメリカ本土を中心に約5,000万人おり、加盟店は400万店以上と言われていますが、日本国内では今のところ(2016年11月現在)ディスカバーのクレジットカードを発行している会社はありません。ただし、ディスカバーはJCBと加盟店開放契約を結んでいますので、日本国内1,000万店を含む世界中のJCB加盟店でディスカバーカードを利用することができるようになっています。

会社名(英語) ディスカバー・フィナンシャル・サービス(Discover Financial Services)
略称 ディスカバー
本社所在地 米国イリノイ州リバーウッズ
設立 1985年
会員数 5,000万人
加盟店 400万店

中国銀聯【英文:China UnionPay】(ちゅうごくぎんれん)

中国銀聯のクレジットカード
中国発の国際ブランドである銀聯(ぎんれん)は、中国の経済発展に伴い、近年急速に規模を拡大しており、日本でも訪日中国人の増加により加盟店の数が増え続けています。

2015年12月の時点での銀聯カードの総発行枚数は約55億枚となっていますが、中国で発行される銀聯カードのほとんどはクレジットカードではなく、中国の銀行が発行するキャッシュカード一体型のデビットカードとなっており、即時決済になるため店頭での利用時に銀行口座からその都度引き落とされるようになっています。

日本国内では、三井住友カードと三菱UFJニコスが銀聯クレジットカードを発行し、クレディセゾンが引出専用の銀聯プリペイドカードを発行しています。

中国へ行く機会があるのであれば、この銀聯カードがあると便利でしょう。もちろん中国でもVISAやマスターカードのクレジットカードを利用することはできますが、銀聯カードの方が利用できる店鋪の数は多いです。

会社名(英語) 中国銀聯股份有限公司(China UnionPay)
略称 銀聯(ぎんれん)
本社所在地 中国上海市浦東新区
設立 2002年
会員数 55億人(2015年12月現在)※デビットカード含む
加盟店 3,400万店(2015年12月現在)

「国際ブランド」の選び方

クレジットカードの国際ブランド
クレジットカードの申込みをする際にどの国際ブランドでカードを作るか迷った時には、現在所持していない国際ブランドを選ぶと良いでしょう。もしも今、VISAとJCBをお持ちであれば、次はMasterCardにする、という感じです。

クレジットカードを1枚も持っておらず、今から初めてカードを作るのであれば一番のおすすめはVISAです。VISA提携のクレジットカードであれば、海外でも日本国内でも支払いに困ることはほとんどないでしょう。

もしも気に入ったカードの国際ブランドにVISAがない場合は、MasterCardでも構いません。国内で言えば、VISAやMasterCardに対応していないお店はほとんどないと思いますので、どちらか1枚を持っていれば安心です。

VISAを利用できなくて、MasterCardだけ使えるというケースはすごく限られており、VISAとMasterCardだけを比べると、国内外問わずほとんど変わらず利用しやすいと言えます。

一方、日本国内でもVISAやMasterCardは使えて、JCBが使えないというケースは稀にあります。ですので、クレジットカードは1枚しか作りたくない!という方は、JCBではなく、VISAかMasterCardのどちらかを持つと良いでしょう。

但し、JCBの海外における日本人サポートには定評があり、海外にいても日本語のサポートが受けれたり、特定のエリアではVISAやMasterCardでは受けることができない優待サービスがあったり、他にもJCBには、JCB特有の国内サービス(会員限定のチケット先行販売や割引チケットなど)もありますので、今現在、VISAかMasterCardをお持ちであれば、JCBは2枚目としておすすめの国際ブランドになります。

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