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キャッシュレス基礎知識

クレジットカードの使い方【初心者向け基礎知識】

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クレジットカードの使い方
クレジットカードの使い方は実際には、すごく簡単なので慣れてしまえば何の問題もないのですが、最初はちょっと緊張してしまいますよね。店員の方に「このカード使えません!」と言われたり、「限度額をオーバーしてますよ」なんて言われたらどうしようかと不安になってしまいます。

ですが実際には、正しい使い方をしていれば、店頭で恥ずかしい思いをしたり、辛い目にあったりすることは全く無く、こんなに安全で便利な支払い方法は他にはないと感じることができるでしょう。

そこでここでは、クレジットカードが手元に届いてから利用するまでの「使い方」と、考えられる問題に対しての対策を紹介させて頂きます。

今回、初めてクレジットカードを作ったという方に、ここの記事を読んで頂けたらと思っています。せっかくカードが手元にあるのですから、使わないともったいないですよね!これを機に、お得なカードライフを思う存分ご満喫ください!

まずは裏面にサインを!

カード裏面にサインを書く
クレジットカードが届いたら、まずはカードの裏面にボールペンかサインペンで自筆のサインを書き込みましょう。サインは、漢字でもローマ字(アルファベット)でも構いませんが、普段から書き慣れている漢字のフルネームが無難でしょう。

JCBの公式ページでも「まずサイン」と案内されています。

JCBカードが届いたら、まず、裏面をご覧ください。ご署名と書かれた横長のワクに、自分のサインをすることから、JCBカードとの付き合いが始まります。
これからは、カードを使うたびに、あなたのカードであることの証明として、サインを求められることになります。いつもは書かないようなきれいすぎるサインや他人に真似されやすい英語のサインはさけて、自分らしいサインにするのが、一番です。

引用元:カード取り扱いの注意とお願い|クレジットカードなら、JCBカード

サインが書かれていない状態で、カードを落としたり盗まれてたりした上に、不正利用をされてしまうと、カード会社による補償を受けられない場合もありますので、必ずカードが届いたら裏面にある署名欄に自分でサインをしておきましょう。

お店での使い方

お店で利用できるクレジットカード
ショップや百貨店、レストランや飲食店など実店鋪でのクレジットカードの使い方をご紹介します。最初は不安かもしれませんが、使ってみると意外と簡単です。

1:自分のカードが利用できるか確認する

実店鋪での支払い時にクレジットカードを使用する場合は、その店鋪で自分のカードが決済できるかどうか確かめる必要があります。

確認する方法は簡単で、レジ周辺やお店の入り口付近に、支払いに利用できるクレジットカードの国際ブランドのマークが表示されていればOKです。カード払いが可能なお店でも、国際ブランドによっては使用できない場合があるため注意が必要です。

周りを見渡してもブランドのマークが分からない場合は、お店の店員さんに直接聞いてみた方が早いでしょう。

店員さんへの聞き方

  • 「このカード使えますか?」(表面を見せる)
  • 「カードで払えますか?」
  • 「ビザ(国際ブランド名)使えますか?」(国際ブランドは他に、Mastercard®、JCB、アメックスなどあります)

2:カードを渡す

支払いの段階で店員さんに「○○円のお買い上げです」と言われたら、その店員さんにカードを手渡しするか、いつもお金を置くトレイ(カルトン)の上に置きましょう。

3:支払い方法を選ぶ

カードを渡すと店員さんが「お支払い方法はどうなさいますか?」と聞いてきますので、「1回で」と答えましょう。

実際には支払い方法は、他にも「2回払い」や「分割払い」、「リボ払い」、「ボーナス払い」などありますので、希望があれば伝えることができます。ただし、1回以外だと手数料がかかってくることがありますので注意が必要です。手数料を払いたくなければ「1回払い」が良いでしょう。

「1回で」ではなく、他の言い方で「1回払い」を伝える方法

  • 「一括で」
  • 「一括払いでお願いします。」
  • 「1回払いで」

お店によっては、支払い方法が「1回払い」のみのところや、何も聞かれないで自動的に「1回払い」となるところもあります。「1回払い」以外を希望する場合は、その旨を伝えてみましょう。

4:金額を確認してサインする

支払い方法を伝えると、店員さんがカードをカードリーダーに通し、サインをするように伝票またはレシートを渡してきますので、先ずは、そこにサインをする前に必ず、請求金額に間違いがないか確認しましょう。金額を確認せずにサインをしてしまうと、その金額を承諾したことになりますので注意が必要です。

金額に間違いがなければ、カードの裏面にあるサインと同じサインを書きましょう。カードの裏面のサインがローマ字なのに、会計時に漢字のフルネームでサインをするのはNGです。

お店によっては、店員さんにサインではなく、暗証番号を入力するように求められることもあります。詳しくはコチラをご覧ください。→「5:暗証番号の入力を求められたら

もしも、サインする時に電話番号も書くように言われても、断って構いません。カード会社と加盟店の間では、サイン以外を求めてはいけない規則になっているため、求められても電話番号を記入する必要はありません。

サインした紙を店員さんに渡すと、控えをくれますので、カード会社から自宅に請求書が届くまでは大事に保管しておきましょう。請求書を郵送ではなく、WEB明細にしている方は、請求額が確定して金額を確認するまでは大切に取っておきましょう。

購入金額にもよりますが、コンビニや大手スーパーなどではサインをしないで済む場合もあります。このようなサインレスの場合は、店員さんがカードをカードリーダーで読み取った後、カードを返してもらい、レシートとカード利用控えを受け取ったら終了です。

5:暗証番号の入力を求められたら

クレジットカードの暗証番号
お店によっては、サインの記入ではなく、暗証番号の入力を求めてくる場合があります。店員さんに「暗証番号の入力をお願いします」と言われたら、金額に間違いがないか確認し、問題なければ、カード申込み時もしくは入会後に設定した4桁の暗証番号を端末機に入力し、右下にある「確定」のボタンを自分で押しましょう。

暗証番号を間違えたり、忘れてしまった場合は、店員さんに素直に「番号を忘れてしまいました」や「サインでお願いします」と言えば、サインの記入で対応してくれますのでご安心ください。

もしも本当に暗証番号を忘れた場合は、きちんとカード会社に連絡し、カードの暗証番号を再設定するようにしましょう。暗証番号を使って悪用されてしまうと補償がきかない場合がありますので注意が必要です。

ちなみに、暗証番号の入力を求められるのは、ICチップが内蔵されたクレジットカード(ICカード)を利用する時に限ります。ただし、ICカードでもサインを記入するように言われる場合もあります。ICカードを利用した時にサインの記入になるか暗証番号の入力になるのかは、そのお店が使っている端末機次第となります。
クレジットカードのICチップ
たとえ、暗証番号を求められても、サインで決済したい場合は、遠慮なく「サインでお願いします」と伝えてください。中には、暗証番号は覚えているけども、人に見られたくないという理由で暗証番号の入力を拒否する方もいらっしゃいます。

インターネットでの使い方

ネットショッピングの支払いはクレジットカードで
ネット通販やオンラインショッピングでクレジットカードを利用するのは、実店鋪で使うよりも簡単です。人前で支払うわけではないので、人に見られているというプレッシャーがないですし、ゆっくり落ち着いて自分のペースで処理することができます。

1:自分のカードが利用できるか確認する

先ずは、クレジットカードでの支払いが可能かどうかをショッピングサイトで確認しましょう。支払方法を説明しているページを見ると分かります。自分のカードの国際ブランド(VSA/Mastercard®/JCB/アメリカンエキスプレス(アメックス)/ダイナースクラブ/銀聯(ぎんれん)/ディスカバー)が使えることを確かめておきましょう。

2:カードの情報を入力する

カード払いが可能であれば、ショッピングサイトの決済ページにて「クレジットカード払い」を選択します。その後、画面の指示に従い、クレジットカードの必要事項を入力してください。

必要事項は概ね、「カード番号」、「有効期限」、「カードの名義」、「セキュリティコード」となり、サイトによっては「パスワード」の入力も求められることがあります。

「セキュリティコード」とは

セキュリティーコード(別名:セキュアーコード)とは、本人確認のために用いられる3桁(たまに4桁)の数字のことで、カードの裏面(まれに表面)に記載されている数値のうち、下3桁となります。実店鋪でサインの代わりに入力する暗証番号とは違いますのでお間違いのないように!

「パスワード」とは

全てではありませんが、サイトによっては「パスワード」を求めてくることがあります。これは、安全性を高めるため、決算時の第三者によるカード不正利用(なりすまし)を防止するための「本人認証サービス(別名:3Dセキュア」というシステムを導入しているサイトで入力が必要となり、各クレジットカード会社のWebサービスにログインする時と同じパスワードを入力するケースがほとんどです。カード会社によっては、事前に「本人認証サービス」の登録が必要な場合もあります。

会員専用WEBサービスのパスワードを「本人認証サービス」のパスワードとしても利用できるクレジットカード
カード名 会員専用WEBサービス名 「本人認証サービス」の事前登録
 JCBカード  MyJCB  ー
 三井住友カード  Vpass  ー
 ライフカード  LIFE-Web Desk  ー
 OMCカード  OMC Plus  ー
 NICOSカード  Net Branch  ー
 JAL・Mastercard®カード  DC Webサービス  ー
 JAL・Visaカード  DC Webサービス  ー
 JALカード Top & ClubQ  DC Webサービス  ー
 DCカード  DC Webサービス  ー
 セゾンカード  Netアンサー  必要
 UCカード  アットユーネット  必要
 セディナCFカード  CFWebiew(シーエフウェビュー)  必要
 JACCSカード  インターコムクラブ  ー
 MUFGカード  MUFGカードWebサービス  ー
 UFJカード  UFJカードWebサービス  ー
 オリコカード  eオリコサービス  必要
 UCSカード  UCSネットサーブ  ー
上記以外のクレジットカード
カード名 本人認証サービスの登録方法
楽天カード 楽天e-NAVIで「本人認証サービス」の利用登録する。
(会員専用WEBサービス「e-NAVI」のパスワードを「本人認証サービス」のパスワードとしてもご利用できますが、利用にあたっては事前に「本人認証サービス」の登録が必要です。)
イオンカード 会員WEBサービス「イオンネットメンバー」で「オンライン決済セキュリティサービス」の利用登録する。

必要事項の入力が済み、決済ボタンをクリックした後、決算完了のページが表示されると終了です。クレジットカードで決済する場合、カードの認証で送信に時間がかかる場合があります。あせったり、イライラしたりして決済ボタンを何度もクリックしないようにして下さい。クリックした分だけ決済されてしまうことがあるので注意が必要です。

まとめ

  • クレジットカードの使い方は簡単なので慣れてしまえば何の問題もありません。
  • カードが届いたら、先ずは裏面に必ず自筆のサインをしておきましょう。
  • 実店鋪で使う時は、カードを渡し、支払い回数を伝え、サインor暗証番号の入力で支払いが完了します。
  • ネットで使う場合は、カード番号や有効期限、名義、セキュリティコードを入力し、必要な場合はパスワードも入力して支払いが完了します。

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